2017年11月10日

グラフィックLCDモジュールの評価

このところグラフィックLCDを使う開発案件の打診が増えてきたので汎用的な128×64ドットのLCDコントローラの調査をしています。

有名どころは同じような仕様のST7567、UC1701などが、使いやすいのか安価なモジュールでよく見かけます。
値段も大きさによって変わりますが、バラ購入で¥300〜900程度を安くて気軽に使えるのがありがたい。

arduinoで使うにはu8blibを使うのが手っ取り早いです。私もちょっとArduino-Ideにライブラリーを組み込んで使ってみましたが、豊富な関数で痒いところにすぐ手が届きました。


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ただし、コンパクトに作りたいとか、オリジナルのフォントデータを使いたいとかとなるとちょっと色々勉強することが多くなるので自分で作ったほうが早いかな・・・とも思います。

自分で作るライブラリは、まずは全画面をクリアすることと、必要な座標に1ドットのピクセルを描く関数さえできてしまえば、あとは必要に応じて作るのも楽でしょう。

わたしもピクセル描画関数をつくった後は、汎用文字描画、ライン、ボックス・・・関数を作るのが癖になりそうすがこの先どう役立つかわからないのでこのへんで遊びは終了です。


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そのほか、グラフィックLCD用の簡易フォント生成ツールも作ってみました。
このツールを組み合わせてエクセルのテキスト出力(エクスポート)すれば、フォントテーブル配列を自動生成するのも楽になるでしょう。


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posted by Soki at 00:00| Comment(0) | 実験と考察

2017年08月15日

ケーブルインダクタンスによる共振

ケーブル及び基板パターンの浮遊インダクタンスに関する考察とシミュレーション。

普段設計している一版的にな電子回路基板の動作電圧は大抵は30V以下で動作していますが、時に比較的高い電圧(50V以上)で動作する電源を設計し動作確認をしていると予想外のトラブルが出会うことがあります。

この考察はデータシートの定格を超えない範囲で設計し動作してる回路がなぜか時々、破損してしまう現象が目にとまったので色々その原因を考えてみました。
なんとなく気になっていたケーブるインダクタンスによる影響がどれくらいあるのかというものであるが、実際に確認したことはなかった。

そこで今後の為にも理論的確証も抑えておけば将来の設計とトラブル防止にも役立つので、ワイヤーのインダクタンス、パターンのインダクタンスを想定し、LTSpiceで等価回路を描いてシミュレーションしてみた。

シミュレーションでも、定格なら数十ボルトの電圧しかないはずのポイントが、組み合わせ条件によっては数百ボルトから1500ボルトまで上昇している。
ある組み合わせでピークになるのでおそらくリードインダクタンスによる共振でここまで電圧が上昇しているのだろう。

であれば、共振回路のQを下げたり共振しないようにCを抱かせてあげたりすれば良さそう。
色々、条件を変えてみてシミュレーションをし相関がつかめたので、このような問題が出たときはスマートに片づきそうだ。

あとでわかったことでが、メーカーのデータシートにも同様のトラブル事例が多くあったらしく、詳細に解説されているpdfが既に発表されていた。


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シミュレーションでも、定格なら数十ボルトの電圧しかないはずのポイントが、組み合わせ条件によっては数百ボルトから1500ボルトまで上昇している。

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ある組み合わせでピークになるのでおそらくリードインダクタンスによる共振でここまで電圧が上昇しているのだろう。

であれば、抵抗で共振回路のQを下げたり、Cを抱かせて共振点を発振しにくい所までずらしてあげれば良さそう。

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posted by Soki at 18:44| Comment(0) | 実験と考察

2016年03月04日

放熱ゲルパッド

放熱ゲルシートを使ってみました。

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最近はSMTのパワー部品も多くなりました。理想を言えばアルミ基板にして放熱すればいいじゃないかと思いますか、単価やハンダ付けのこと考えると今までのFR4基板で厚銅にするのが良いところです。

それでも、基板に放熱するからには、何か良い方法を考えないとデバイス温度があがってしまって使い物になりません。
従来から売られているゴムシートはあまり厚いものもなく硬い、他の突き出た部品の足も邪魔になるし、基板に放出された熱を逃がしにくい等ちょっと・・・・、と思っていました。

いろいろネット調べてみるとある程度柔らかくて、厚みがあるシートも見つけたので試験的に使ってみると良い感じです。

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基板だけで実験したいたときは、70℃前後まで基板表面温度が40〜50℃位になりました。
実験の度に数度ずれるのは、密着状態や設置状態の影響とみました。
ゲルシートをはさんだ状態で、4点のネジ止めときつく閉めると歪んでしまって密着状態が悪くなりそうな所もでるようです。

あとは、以下に安定した密着状態を作ってあれれば、いろいろな所に役立ちそうです。

posted by Soki at 00:00| Comment(0) | 実験と考察